過ぎてしまえば今は昔

いつかのために、記録として

心に残る詩「青春のリグレット」松任谷由実



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この曲は1985年に発売されたユーミンのアルバムの中の一曲。
シングルカットはされていないから、あまり有名ではないのかな?
初めてこの曲を聴いた時、目眩がするほど衝撃的でした。

当時付き合っていた人と別れて1年くらい経った時だったかな・・・
「私を許さないで、憎んでも覚えてて」
というフレーズが、心に突き刺さった

自分勝手だけど、彼の記憶から私のことを抹消されたら、本当に悲しいと思っていたから。

昔あったことは「いつか笑い話になる」と言うけど、
笑い話にならない、という事は、誰かを許していないか、恨んでいる、ということかもしれない。


そして30年経って、その人と、笑って会えるようになりました

カラオケは得意ではないのだけど、まさか彼の前でこの曲を歌う日が来るとは
なんとも言えない、感慨深い気持ちです



作詞/作曲: 松任谷由実

笑ってはなせるね
そのうちにって握手した
彼のシャツの色がまぎれた人混み
バスは煙り残し
小さく咳きこんだら
目の前が滲んだ黄昏

あなたが本気で見た夢を
はぐらかしたのが苦しいの
私を許さないで 憎んでも覚えてて
今では痛みだけが真心のシルエット

ほんの三月前は
指からめた交差点
今も横を歩く気がする

夏のバカンスを胸に秘め
普通に結婚してゆくの
私を許さないで 憎んでも覚えてて
今でもあなただけが 青春のリグレット

私を許さないで 憎んでも覚えてて
今では痛みだけが真心のシルエット

笑って話せるの
それはなんて哀しい
だってせいいっぱい愛した 

あなたを愛した