過ぎてしまえば今は昔

いつかのために、記録として

舞台「この熱き私の激情」@天王洲銀河劇場

「それは誰も触れることが出来ないほど熱く燃える。あるいは失われた七つの歌」

原作: ネリー・アルカン
出演: 松雪泰子小島聖初音映莉子宮本裕子、芦那すみれ、奥野美和、霧矢大夢

「女であることへの戸惑い、怒り、コンプレックス、そして生きていくことへの辛さ、悲しみ、無力感と孤独。6人の女優と1人のダンサーで演じる1人の女性の生涯ー」

(「この熱き私の激情」HPより)


昨夜観てきました~

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36歳で自殺した、カナダ人女性作家ネリー・アルカン自らを描いた小説の世界を表現した舞台とのこと。

仕切られたキューブ型の部屋の中で、1人ずつ女優が、ネリーの過去の出来事や、美への執着、老いへの恐怖などを、長い台詞で激白していきます。

ネリーは元高級娼婦だったそうです。

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(↑これはHPより)

部屋の客席面は透明なガラス張りで、ショーウィンドウの檻のよう。閉塞感が感情を強調します。
幻想的で美しく切なく苦しい不思議な舞台でした。

女性向けの舞台だと思いました。
これは精神状態が弱ってる時に観たらヤバい感じです。
miyuyuも観た後、複雑な気持ちになったよ(^^;

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映画もやってるらしいから、チャンスがあったら観てみたい。


ところで、天王洲アイルって、金曜の夜でもやはり閑散としてた。

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→ 昼間の天王洲アイル