舞台「図書館的人生 vol.4 襲ってくるもの」@東京芸術劇場
(記録として)
お友達の知り合いの関係で。
「図書館的人生 第4巻」ということはシリーズのようですね。
今回は、意識の中の魔物 「感情、衝動、思い出」について、とのこと。
三つのエピソードから構成されてました。
①箱詰めの男
記憶は単なる記録でしかないけど、匂い検知器を接続することにより、自らつらい出来事を思い出してしまう。
忘れたい記憶を消すことができず、箱型のお父さんは苦しみます。
匂いって記憶にとても影響するよね。
なんとなく星新一のSFの世界を思い出しました。
②ミッション
突然の衝動にまかせて行動してしまう若者の話。
一時停止をしないで交差点に飛び出す衝動にかられ、老人の運転する車とぶつかり老人は死亡していまう。
若者は交通刑務所で刑期を終え出所するけど、自分の衝動は神のお告げで衝動に従い行動することは意味のあることだと思い込む。
こういう人が、無差別殺人とか犯してしまうのだろうと思い、怖いな~と思いました。
③あやつり人形
就職活動を始めたばかりの女子大生由香里は、母の病をきっかけに就職活動も恋人も全てリセットしたいと思ってる。兄も恋人も由香里を気遣い、とても優しい。でも、その優しさがとても鬱陶しく感じる。
結局、本当の優しさとは、黙って見守り続けること、なのかもね。
休憩なしの2時間ちょっとのお芝居。
お友達はつまらなかった、と言ってたけど、miyuyuはそれなりに面白く観れました。